アメリカ産の肉に注意して下さい。  

しばらくご無沙汰しました
今日はちょっとレシピとは関係のない話題です。日本でこのブログを
見ていて下さる方は、アメリカの牛(*豚と鳥もだと思いますが)には
成長過程で抗生物質や成長ホルモンが使われていることをご存じで
しょうか。


確か2~3年前に日本でもニュースになったんだと思います。まだ私が
結婚してアメリカへ来る前の話ですが、母が新聞を読んで私に
「アメリカから輸入されてくる肉には抗生物質や成長ホルモンが入ってる
らしいね。輸出する肉は大量生産でコストを下げて売ってるのに自分たち
は安全な肉を食べてるんだろうか。」と言っていました。


実際アメリカに住んでみると、母が言った後半の部分はどうも誤解だった
ようで、この薬品だらけの肉はアメリカ国内でも売られていることが分り
ました。実は去年、私が住むNY州で、ビーフのハンバーガーを食べた21歳
の女性がE-Coli(イーコライと発音します)という大腸菌に感染し、数日間
意識不明になった後、半身不随になってしまう事件がありました。


E-Coliとは こちら(ウイキペディア)


下の方の説明を読んでも分るように、発症例は多くはないんです。この
ように劇症になる例は滅多にはないようですが、昨夜たまたまうちの
主人がTVでFOOD、Inc.(サイトはこちら)という映画を見ていたので一緒に
見ると、その中でもビーフバーガーを食べてE-Coliを発症し死亡した男児
の例が取り上げられていました。


ところでなぜ牛や豚に抗生物質が打たれているかと言うと、アメリカでは
大きな畜産工場では安いとうもろこしを原料としたエサを、生産コストを
下げるために大量に与えられています。しかし牛や豚は本来は草を食べる
動物。コーンを食べて消化不良や病気にならないように抗生物質を与えて、
しかも早く成長するようにホルモン剤をも与えているそうです。
(ちょっと英語での理解なので、言葉足らずな部分があるかもしれません)


また恐ろしい事に、このE-Coliが発生しはじめてからは、なんとその病原菌
を完全に殺す為に、バーガー用のミートなどの生産過程でアンモニアを
使っているそうです。この抗生物質しにても、その他の薬剤にしても、人間用
ではなく動物用だから、その肉が人間にとっていいはずがないと主人の母
は言います。人間用としても、健康な人間が必要のない薬品を体内に入れ
ること自体が不自然と思うのです。


日本で売られているアメリカ産の肉は和牛など国産品より1~2割安だと
思うので、食費を節約するためにそればかりを買っている人もいるでしょう。
私も結婚前は一人暮らしをしていたので、アメリカ産の肉を買って節約して
いました。でもE-Coliの発症を恐れずとも、こんな薬漬けの肉を体内に
毎日少しづつでも入れること自体が怖い事だと思います。


健康にどれだけ注意するかは個人の自由なので、ここで輸入肉を買うな
とは言いませんが、少しでも情報を知って頂ければと思いました。
なお、アメリカ在住の方は以前から注意されてたと思いますが、オーガニック
系のファームで、これらの薬剤を使用していない肉のパッケージには、
No antibiotics and supplemental growth hormones などと書かれている
のを選ぶといいと思います。All naturalという表示もそれに近いのでは
ないかと思います。


ところで以前はビーフのレシピも載せていた私ですが、去年動物愛護
団体の活動によってアメリカでの畜産動物のひどい扱いを知ってしまって
以来、ビーフが以前のようには食べれなくなってしまいました。
知らぬが仏とは全くこのことで、アメリカの屠殺工場での牛や豚の扱い
は実際はモノ以下です。どうせ殺して食べるんだから、そういう動物に
何の慈悲をかける必要があるのか?という考えでもなければ扱えない
ような扱い方です。具体的な言葉で説明するだけでも泣きたくなってくる
のでここでは説明しませんが、動物愛護の観点からベジタリアンになる
人達の気持ちは私はよく分ります。


実際は、全人口の30%近い人間が菜食主義にでもならない限り、アメリカ
での牛豚のと殺数は減らないと思いますが、夜、スーパーに行くと、山
のようにお肉のパックが売れ残っているんですよ。うちは幸い主人もその
両親もいわゆる大肉食いではないので、完全ベジになるのは無理でも
量を減らしていく事は出来ます。あのように毎日肉が余るほど、子供を
たくさん産ませて安いエサをどんどん与えて殺し生産する必要があるのか?
と疑問に思えてなりません。


どうせこの世から肉食がなくなることがないならば、せめて広い土地で
牧草を食べ、死ぬまではのんびりと牛生や豚生を生きてほしい。そして
苦痛を味あうことなく即死する形で人間のために役立ってほしい。そんな
ことを密かに願っています。


このアメリカでの食肉加工の実態は、上記の映画の中で見ることが出来
ます。あまりのショックに私は20分見るのが限界でしたが、多くの人が
事実を知り、肉の大量生産に反感を買ってくれればと思います。


*部分追記
この記事を書いた後、あらためてこの映画の後半を見たのですが、鶏と豚
にも成長ホルモンは使われているようです。特に鶏に関しては、従来は3カ月
かけて成長するはずの鶏をわずか50日たらずで、通常よりはるかに大きな
鶏に成長させるホルモン剤だそうです。このような効果を出すと言う事は、そ
れだけその薬剤が劇薬ということ・・・・??



ちなみに2001年(なんと9年も前)のニューズウイーク誌から次のような
記事を発見したので追加しておきます。


アメリカで使われる抗生物質の40%は、家畜に投与されている。病気の治療で
はなく、大半は成長促進と病気の予防に使われる。
妊娠中の牛は1日7リットルの乳を出すが、特殊なえさや薬剤を与えれば30
リットルまで増える。本来なら40歳まで生きたかもしれない乳牛が、こうして
酷使されたあげく、6歳でハンバーガー用の肉になる。



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Posted on 09:00 [edit]

category: アメリカのFood事情と健康

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